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9月1日 午前10時
[祭典]風神祭ふうじんさい

立春から二百十日が過ぎ、古くから風雨の災いが起こりやすい時期であることにより、風雨の順調と農作物の豊饒を祈念します。

9月秋分の日 午前10時
[祭典]秋季皇霊祭遥拝式しゅうきこうれいさいようはいしき

我が国では古代より春秋に祖先祭祀が行われていました。この伝統に則して、皇居内の皇霊殿(こうれいでん・御歴代の天皇・皇妃・皇親を奉祀(ほうし))にて秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)が斎行されることにより、皇居に向い遙拝します。

9月第3土曜日 午前9時
[行事]新潟県下高等学校奉納弓道大会

彌彦神社・弥彦村教育委員会共催、新潟県高校体育連盟・新潟県弓道連盟後援のもとに、昭和四十三年(1968)から開催されています。毎回二十余校・男女三百名以上の生徒が出場しています。

  • ※ 日程は変更になる場合があります。

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10月第1日曜日 午前9時
[行事]新潟県下奉納弓道大会

古伝の弓始神事(ゆみはじめしんじ)に因み、伊夜日子大神様が武勇に秀でた神であることから弓道奨励のために、現在の御社殿再建記念事業の一環として大正五年(1916)から開催されています。
一月七日の弓始神事一般奉射の予選会をも兼ねており、五中以上にて参加資格が得られ、毎回三百余名が出場しています。

10月10日 午前11時
[祭典]秋季神廟祭しゅうきしんびょうさい

伊夜日子大神様と妃神 妻戸大神様を奉祀する御神廟の秋の祭典です。弥彦山各施設の代表者をはじめ、崇敬者・弥彦山登山愛好者など多数が参列されます。

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11月1日 午前5時
[祭典]祓戸神社祭はらえどじんじゃさい

午前6時からの鎮魂祭(ちんこんさい)に先立ち、宮司以下神職一同が末社祓戸神社に参向し、祓を行います。

11月1日 午前6時
[祭典]鎮魂祭ちんこんさい

人々の魂が身体から遊離して彷徨(さまよ)い荒ぶることなく、身体の中に安らかに鎮まるよう祈る祭典で、四月一日・十一月一日の年二回斎行されます。
特殊神饌「大御膳(おおごぜん)」※1を献じ、灯火を滅した拝殿内にて神歌
『いやひこの 秋の祭りに逢う人は 千歳の春を延ぶとこそ聞け』
が披講される中、宮司以下神職一同が拝礼します。
前月十月二十七日には「御浜行(おはまゆき)」と称して、神職が野積浜にて禊を行い、海藻を刈り取り神社に持ち帰ります。この海藻を十一月六日まで潔斎※2の湯船に浸し、湯を海水に見立てて神職一同が沐浴し、祭典奉仕に備えて厳重に禊を重ねます。

  • ※1 「大御膳」とは当神社の特別な祭典にて献ずる神饌(御供え物)です。神職は厳重なる斎戒を重ねた上、三日間かけて丁重に準備します。例祭をはじめ春秋の鎮魂祭・燈籠神事の年間五回献ぜられます。
  • ※2 潔斎とは、神職が神社での奉仕に先立ち、心身を浄めるため沐浴することです。四月の鎮魂祭に先立つ御浜行は三月二十七日です。

11月1日~24日
[行事]菊まつり(新潟県菊花展覧会)

古くから日本人に愛されてきた花の一つとして、また皇室の御紋章としても知られる菊花を境内に飾り立て、御神慮を御慰め申し上げます。
秋の新潟を彩る風物詩として、会期中は約二十万人の観覧者で賑わいます。

11月23日 午前11時
[祭典]新嘗祭にいなめさい並びに初穂講秋季大祭はつほこうしゅうきたいさい

11月24日 午前11時
[祭典]初穂講秋季大祭はつほこうしゅうきたいさい

新嘗祭(にいなめさい)は、その年の新穀を献じて豊穣を感謝する祭典です。古代から宮中・伊勢の神宮を始め全国の神社で斎行されている大祭です。
新嘗祭にあわせて、県下一万余りの農家で組織する初穂講の秋季大祭を二日間にわたり斎行し、御加護に感謝し講員の家内安全が祈念されます。
境内の「みずほ館」では、生産者の努力を顕彰し品質向上の参考に資するため、講員が献じた新穀の中でも厳しい審査基準を満たし、かつ高品質なる優良米の数々を展示します。

  • ※ 「初穂講」とは、大正五年(1916)現在の御社殿再建を記念し、御社殿の将来にわたる保全と稲作をはじめとする農業振興を目的に創設されました。
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