ご参拝
一般的に神社参拝の作法は「二礼二拍手一礼」ですが、彌彦神社では拍手を四度打つ「二礼四拍手一礼」です。
拍手は日本古来の拝礼作法として、宮中をはじめ神社での祭祀や儀礼において、歴史的に多種多様な拍手の回数・作法があります。
彌彦神社の四拍手についての詳細は不明ですが、より丁重に御神前を拝する心を表す作法として、代々の神職等が伝えてきたものと言えます。
※「二礼二拍手一礼」の作法にて参拝されても結構です
参拝順路
01鳥居をくぐる際には、立ち止まり軽く一礼します。
参道は、正中(真中)を避けて歩きます。
02参拝の前に「手水」をとって手と口を清めます。
身体的な汚れだけでなく、心をも洗い清め御神前に立つ準備をします。
手水の作法
- 右手で柄杓をとり、左手を清めます。
- 柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
- 再び柄杓を右手に持ち替え、左手の掌を窪めて水を注ぎ、軽く口をすすぎます(柄杓には口をつけません)。柄杓の水は少し残します。
- 柄杓を立てて残った水を柄に流し、手にした部分を洗い流します。
- 柄杓を元の位置に戻します。
03二の鳥居(石の鳥居)をくぐり、参道を進みます。
石段を登り、随神門を通る前に立ち止まり、軽く一礼します。
04拝殿前で「二礼四拍手一礼」の作法にてお参りします。
※お参りは真中でなければならないとの決まりはありません。
一人ずつ・一家族ごとにお参りする、との決まりもありません。混雑時は横に広がってお参りください。
※服喪中のご参拝について
お身内の近しい方が亡くなられた場合、四十九日(神式では五十日)を過ぎるまでは、境内への立ち入り・ご参拝はご遠慮いただいております。
※ペットの散歩について
神社はお参りする場です。ペットの散歩はお控えください。